パンチャカルマ12日目

今朝は雨は降ってないけど、かなり涼しい。長袖にストールを羽織ってちょうどいい。

もし今日出血が多くなかったら、トリートメント再開しましょう。と言われていて、大丈夫そうだったので8:00から開始。

前回のスモールバスティと同じく、オイルマッサージしてから、薬草の煎じ液を身体にかけてくれる大好きなトリートメント。しかも今日は2人が両側からかけてくれて、至福のひと時。今日は寒かったので、温かい煎じ液が気持ちをほどいてくれる。

途中このトリートメント好き？と聞かれて、とっても好き！と答える。前回も別のセラピストに同じこと聞かれた。みんな気持ちいい事を知ってるのか、それとも私がよっぽど気持ち良さそうな感じだったのか。。。

一旦シャワー浴びて、ブランチ。またキチュリと冬瓜のカレー、パパイヤ。うん、飽きた 笑。一目見て、またか。。。と思う。けど、やっぱり食べ始めると美味しく食べる。そしてキチュリは、ヴァータ、ピッタ、カパの3つのドーシャにいい食べ物らしい。

頭が「飽きた。」って言うけど、口は飽きてない。普段から頭で食べてるんだなー。って思う。

そしてまた昼寝少し。今日はレクチャーはお休みなので、ゆっくりする。そういえば2週間前のこの時間は、ティーショップに行ってチャイ飲んでたなー。明日からパンチャカルマだから、今のうちに飲む！とか言いながら。あっという間のような、随分前のような、アシュラムにいると時間の感覚が変な感じ。

今朝のアーサナクラスは出れなかったので、午後のに出る。今日はベッドでゴロゴロしてる時間が長かったから、身体が解れて気持ちいい。ヨガができないパンチャカルマ施設だと、やっぱり辛そうだなー、と思う。

ディナーは、ドーサ、ココナッツチャツネ、ピーマンサラダ。うん、飽きた 笑。これにサンバル欲しいよね。と言いながら食べる。私とインド人の子は3枚。ドイツ人の子、7枚！

でも湿疹は相変わらず痒いし、範囲も広がってる気もする。パンチャカルマ終わった子で、湿疹が出た子がいるので聞くと、浣腸後にほぼ消えたけど、まだ少し残ってる。って。14日間では完治しないかも。パンチャカルマ終わっても、食事や過ごし方に気をつけて養生が必要だから、少しずつデトックスは続いていくんだろう。

今日のサットサンガのお話は、スワミヴィシュヌデヴァナンダのお話。

火から熱いという要素をとったら、もはや火ではなくなる。同じように、私達から、bliss(至福)をとったら、もはや私達ではなくなる。なぜなら私達イコールbliss(至福)だから。

聖者ラマナマハリシの話から。インドの聖なる河、ガンガーが喉が渇いたと言わないように、私達は幸せではない。と言えない。なぜなら既にガンガーが水で満たされてるように、私達は既に幸せだから。

というアドヴァイタ(不二一元論)の話。やっぱり私は、この哲学が大好きだなー。

「梵」ブラフマン(宇宙を司る原理)と「我」アートマン(個人を司る原理)は同じものですよ。「梵我一如」というこのインド哲学に初めて触れた時に、「これ知ってる！なんだ！ヨガってこの事言ってたんだ！！」となぜか思い、それまではヨガはアーサナ(ポーズ)だと思ってたから、自分には縁がない思ってたけど、ヨガの先生になろう！と思い立ったのでした。

シヴァナンダヨガは、そのヴェーダーンタという哲学を重視してるから、アシュラムでその話が聞けるのがとっても嬉しい。やっぱりインドという土地で、インド人の先生から聞くのは、エネルギーが違うなー。と思う。

特にアニーシャはヒンドゥー色の強い南インドのタミル・ナドゥ州の出身で、生まれた時からこの哲学に触れてるし、そのインド哲学が盛り込まれたインドの叙事詩「バガヴァッド・ギーター」も教えてたり、先生について未だ勉強してるらしいので話がとっても面白い。

やっぱりアシュラムでパンチャカルマを受ける事にしてよかったなー。