食事療法コース終了!
昔マクロビオティックを勉強してた時に、頭ばっかり使って食べるから、もう何を食べれば良いのか分からなくなったり、これは食べちゃいけない。って食べ物を悪者扱いしたりで、身体も心も健康な状態からどんどん離れていったことがあった。
アーユルヴェーダでも食事療法というとどうしても、この体質の人はこれを食べちゃダメ、あれを食べなさい。というような感じになりがちだけど、そこにとらわれすぎると本質を見失う。
食事で身体を整えるということは、自分の身体と心に耳を澄ませて、その声を聴くということ。自分を知って、今の自分に合う食べものを、自分にあう食べ方で食べよう。ということ。食べ物が主体じゃなくて、自分が主体。
クラスで先生が言ってて印象的だったのが、「アーユルヴェーダでは、何を食べるかより、どう食べるかが大切。」
アーユルヴェーダの神様が手に持ってる、不死の薬「アムリタ」っていうのがあるんだけど、ケララの言い伝えで「いくら素晴らしい薬のアムリタでも、沢山食べると毒になる。」っていうのがあるらしい。
そして大切なことは、「病気になるのが嫌だから良い食べ物を食べよう。」じゃなくて、「自分の身体にあったものを食べると、元気で心地よい状態で過ごせるよね。」ということ。
食事療法と聞いて、「私は我慢せず自分が食べたいものを食べるわ!」って思う人いっぱいいると思う。それで心地よく過ごせてるなら問題ないけど、もし、食べたあとお腹が張ったり、なにか不快な症状があるなら、アーユルヴェーダの智慧がきっと役に立つと思う。
この素晴らしい智慧を学べたことに本当に感謝しています!そしてこの智慧を必要としている人に日本に戻って伝えていくことにワクワクしてます。今回アカデミーでは沢山の素敵な出会いもありました。お世話になった方々、本当にありがとうございました!!
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