パンチャカルマ10日目
スーッと集中出来て、思考や感情に惑わされない自分が、本来の状態でどっしりといる感覚。目を閉じてても、後ろまで視界が開けているような感覚。
8:00アーサナ。寒くて長袖着て、レッグウォーマーして、さらにストール巻いて始める。どんどん身体があったまって、終わる頃には半袖に。
バスティ(オイル浣腸)の前に、10:00からオイルマッサージ。さらにそのあと、温かい薬草の煎じ液をバケツで身体に20分くらいずっと掛け続けてくれる。
そしてブランチ。ご飯とココナッツが混ざったもの、ラッサム、ビーツのココナッツ炒め、パパイヤ。この組み合わせ最高!
部屋に戻って、出したくなったら我慢せず出してね。ということで、お腹が痛くもならず、一時間後に自然にトイレに行きたくなったので、行って終了。
これでいいのー?ってくらいあっけなく、昨日21日間のパンチャカルマが終了した子に聞いたら、スモールバスティはこんなもの。でもビッグバスティは全然違うからね!と言われ、さあ、明日に期待です。
難なくレクチャーにも出席し、晴れて暖かくなったので久しぶりに洗濯し、部屋でのんびりしてたら、雨がザーッと降ってきた。そのあと陽が射すのが見えたからテラスに出てみたら、それは美しい世界が広がっていた。
全てのものが、そのままの輝きと共にそこにいる世界。花が咲き、蝶が蜜を吸い、風が吹き、雨が降り、太陽が出る。そして私もただその一部。あまりに美しいその世界の一部として、私も活き活きとそこに溶け込む。
雨に濡れた葉っぱがキラキラと輝くのと同じように、私の細胞一つ一つもキラキラと輝いているのを感じる。言葉では全く伝えきれないけど、それをあえて言葉で言うと調和。
アーユルヴェーダは、病気にかかったり、苦悩が多くなかなか悟れない人間に、リシ達(聖者)が集まって健康に幸せになる智慧を宇宙から授かったものという。
だから、なにかを成し遂げたい、悟りたい、という前の大前提として、この満ちてるというところがスタート。まずは自分に力を取り戻す。ヨガやアーユルヴェーダは、その大きな力となる。
ディナーは、緑豆とココナッツが混ざったもの、ひよこ豆や野菜がいっぱいのスープみたいなカレー。またきた豆on豆。でも違和感なく美味しく食べる。
そして明日のビッグバスティの説明を受ける。今回のパンチャカルマでメインとなる治療。上手くいきますように。
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