パンチャカルマ10日目

今朝は5時にスッキリ目が覚めた。また夜中にすごい雨だった。起きたら止んでけど、肌寒い。。。朝晩のサットサンガのはじめ30分は瞑想なんだけど、ヴィレーチャナ(下剤)でスッキリしてから、瞑想がすごくいい。

スーッと集中出来て、思考や感情に惑わされない自分が、本来の状態でどっしりといる感覚。目を閉じてても、後ろまで視界が開けているような感覚。


8:00アーサナ。寒くて長袖着て、レッグウォーマーして、さらにストール巻いて始める。どんどん身体があったまって、終わる頃には半袖に。


バスティ(オイル浣腸)の前に、10:00からオイルマッサージ。さらにそのあと、温かい薬草の煎じ液をバケツで身体に20分くらいずっと掛け続けてくれる。

その感覚はまるで温泉で寝湯に入ってるみたい!すごーく気持ちよく、なんとも言えない至福のひと時。これ、一番好きかも。終わったら身体ポカポカ。

そしてブランチ。ご飯とココナッツが混ざったもの、ラッサム、ビーツのココナッツ炒め、パパイヤ。この組み合わせ最高!

そして食べたあと、ついにオイル浣腸。今日は少ない75ml。え?終わったの?と、ほぼ何も感じず終了。

部屋に戻って、出したくなったら我慢せず出してね。ということで、お腹が痛くもならず、一時間後に自然にトイレに行きたくなったので、行って終了。

これでいいのー?ってくらいあっけなく、昨日21日間のパンチャカルマが終了した子に聞いたら、スモールバスティはこんなもの。でもビッグバスティは全然違うからね!と言われ、さあ、明日に期待です。


難なくレクチャーにも出席し、晴れて暖かくなったので久しぶりに洗濯し、部屋でのんびりしてたら、雨がザーッと降ってきた。そのあと陽が射すのが見えたからテラスに出てみたら、それは美しい世界が広がっていた。

全てのものが、そのままの輝きと共にそこにいる世界。花が咲き、蝶が蜜を吸い、風が吹き、雨が降り、太陽が出る。そして私もただその一部。あまりに美しいその世界の一部として、私も活き活きとそこに溶け込む。

雨に濡れた葉っぱがキラキラと輝くのと同じように、私の細胞一つ一つもキラキラと輝いているのを感じる。言葉では全く伝えきれないけど、それをあえて言葉で言うと調和。

私達は、こういう風に調和し自分を輝かして生きることが許されてるはずなのに、実際こういう感覚でいられる事が少ない。

アーユルヴェーダは、病気にかかったり、苦悩が多くなかなか悟れない人間に、リシ達(聖者)が集まって健康に幸せになる智慧を宇宙から授かったものという。

だから、なにかを成し遂げたい、悟りたい、という前の大前提として、この満ちてるというところがスタート。まずは自分に力を取り戻す。ヨガやアーユルヴェーダは、その大きな力となる。


ディナーは、緑豆とココナッツが混ざったもの、ひよこ豆や野菜がいっぱいのスープみたいなカレー。またきた豆on豆。でも違和感なく美味しく食べる。

ドクターに「スモールバスティどうだった?終わった後お腹空いた?」と聞かれて、「普通にお腹空いたけど。。。」と答えると「チキンが食べたい〜!とかならなかった?」と言われた。「ならなかったけど、そうなるはずなの??」って聞いたら、いやただ聞いただけ、だって。ずっとお肉食べてた人とか、そうなる人もいるんだろうな。

そして明日のビッグバスティの説明を受ける。今回のパンチャカルマでメインとなる治療。上手くいきますように。

ハートオブインディア

ヨガとアーユルヴェーダ、インドの手仕事

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